京都の初夏を味わう|季節の和菓子と一緒に巡りたい観光スポット7選
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2026年5月22日 #京都観光 #初夏 #和菓子 #50代旅行 #季節のお菓子
新緑がまぶしい京都の初夏。5月から6月にかけて、京都の和菓子屋さんにはこの時期だけの美しい季節限定の和菓子が並びます。青もみじ、紫陽花、蛍……。京都の職人さんたちが四季を小さなお菓子に閉じ込めた芸術品は、見ているだけで心が洗われるようです。
「京都に行きたいけど、どこを回ればいい?」「初夏ならではの楽しみ方を知りたい」——そんな50代の方に向けて、季節の和菓子を楽しみながら巡れる京都の観光スポットを厳選してご紹介します。混雑を避けてゆったり楽しむコツもお伝えしますので、ぜひ次のお出かけの参考にしてくださいね。
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京都の初夏はなぜ和菓子がおすすめ?
京都の和菓子文化は千年以上の歴史を持ちますが、とりわけ初夏(5月〜6月)は和菓子が最も美しくなる季節のひとつと言われています。その理由は大きく3つあります。
まず、素材の旬が重なること。新茶の抹茶、青梅、わらび粉など、初夏ならではの素材が和菓子に使われます。次に、涼感を表現する技術が光ること。葛や寒天を使った透明感のある和菓子は、見た目にも涼やかで五感すべてで楽しめます。そして、季節の移ろいを「銘(めい)」で味わえること。「青もみじ」「沢辺の蛍」「紫陽花きんとん」など、ひとつひとつの名前に日本の美意識が詰まっています。
桜の季節ほど混雑せず、紅葉シーズンよりも落ち着いた雰囲気で巡れるのも初夏の魅力。50代の大人旅にぴったりの季節なのです。


初夏の京都を代表する季節の和菓子5選
京都の初夏に出会える代表的な和菓子をご紹介します。お店によって表現が異なるので、食べ比べも楽しいですよ。
① 水無月(みなづき)
6月30日の「夏越の祓(なごしのはらえ)」に食べる京都の伝統和菓子。三角形のういろうの上に小豆がのったシンプルなお菓子ですが、三角は氷を模しており、小豆には邪気払いの意味があります。6月になると京都中の和菓子屋さんに並ぶ、初夏の風物詩です。
② 若鮎(わかあゆ)
鮎の形をしたカステラ生地の中に求肥が入った焼き菓子。鮎が川を遡上する初夏の訪れを表現しています。お店によって求肥の食感や焼き加減が異なるので、食べ比べが楽しめます。
③ 紫陽花きんとん
青や紫のそぼろあんで紫陽花の花を表現した上生菓子。繊細なグラデーションが美しく、まさに食べるアート。6月限定で提供するお店が多いので見つけたら即買いをおすすめします。
④ くずまんじゅう・くず切り
吉野葛を使った透明感のある涼菓。口に含むとひんやりつるりとした食感が広がり、暑くなり始めた初夏にぴったりです。鍵善良房のくず切りは特に有名です。
⑤ 青もみじの上生菓子
紅葉前の青々としたもみじを練り切りや薯蕷まんじゅうで表現した和菓子。鮮やかな緑色が目にも涼しく、新緑の京都散策のお供にぴったりです。
和菓子と一緒に巡りたい観光スポット7選
初夏の京都で和菓子を楽しみながら巡りたい、おすすめの観光スポットを厳選しました。体力に無理のないペースで巡れるよう、エリアごとにまとめています。
【東山エリア】
1. 南禅寺・水路閣(青もみじ)
秋の紅葉で有名な南禅寺ですが、初夏の青もみじのトンネルは息をのむ美しさ。赤レンガの水路閣と緑のコントラストはフォトスポットとしても人気です。近くの「永観堂」の青もみじも見事なので合わせて訪れたいですね。
2. 建仁寺(風神雷神図と新緑の庭園)
祇園の中心にありながら静けさを保つ建仁寺。潮音庭の苔と新緑が作る幽玄な空間は、心を静かにリセットしてくれます。拝観後は祇園の和菓子店へ徒歩で向かえる好立地です。
【嵐山エリア】
3. 竹林の小径(涼しさと静寂)
頭上を覆う竹のアーチが天然のクーラーになり、初夏でもひんやりとした空気を楽しめます。早朝に訪れると人が少なく、竹のさざめきだけが聞こえる贅沢な時間を過ごせます。
4. 天龍寺(蓮の花が咲き始める庭園)
世界遺産の天龍寺は、6月下旬から蓮の花が咲き始め、曹源池庭園の借景と相まって格別の美しさです。嵐山エリアの和菓子店「老松」の夏柑糖もぜひ。
【洛中エリア】
5. 下鴨神社・糺の森(みたらし祭り前の静寂)
原生林が残る糺の森は市内にいることを忘れるほどの緑の深さ。境内の「さるや」では申餅をいただけます。近くの「出町ふたば」で豆餅を買ってから訪れるのが地元の楽しみ方です。
6. 北野天満宮(青もみじ苑)
梅と紅葉で知られる北野天満宮ですが、初夏には「青もみじ苑」が特別公開されます。御土居沿いのもみじが一面の緑に染まり、紙屋川のせせらぎとともに涼を感じられます。
【宇治エリア】
7. 平等院と宇治の抹茶スイーツ
世界遺産の平等院鳳凰堂は藤棚の季節(5月上旬)が特に美しいですが、新緑の時期も十分見ごたえがあります。宇治は抹茶の本場。中村藤吉本店や伊藤久右衛門で本格的な抹茶和菓子を味わえるのも大きな魅力です。
老舗和菓子店で味わうお抹茶体験
京都には店内でお抹茶と生菓子をいただける老舗和菓子店がたくさんあります。初夏の京都旅では、観光の合間にこうしたお店でひと息つく時間がなにより贅沢です。
虎屋菓寮 京都一条店
室町時代から続く老舗「虎屋」の茶寮。庭園を眺めながらいただく季節の生菓子とお抹茶は格別です。一条店は御所のすぐ近くにあり、観光の拠点としても便利。初夏には涼やかな葛菓子が登場します。
鍵善良房 四条本店
享保年間(1716年〜)創業の祇園の老舗。名物のくず切りは注文後に作られるため、できたての弾力ある食感を楽しめます。黒蜜か白蜜を選べますが、初めての方は黒蜜がおすすめ。
茶寮 宝泉
下鴨エリアにある完全予約制の茶寮。作りたてのわらび餅は驚くほどプルプルで、一度食べたら忘れられない食感です。美しい日本庭園を眺めながら静かな時間を過ごせるので、50代の大人旅に最適です。


50代におすすめ!初夏の京都モデルコース
体力と時間配分を考慮した50代にちょうどいい1日モデルコースをご提案します。無理なく巡れて、和菓子もしっかり楽しめるプランです。
【ゆったり東山コース(所要約6時間)】
9:30 南禅寺の青もみじ散策(約1時間)
↓ 徒歩15分
11:00 永観堂の新緑を楽しむ(約40分)
↓ タクシーまたはバスで祇園へ(約15分)
12:00 祇園でランチ(京料理・おばんざい)
13:30 建仁寺の庭園拝観(約45分)
↓ 徒歩5分
14:30 鍵善良房でくず切りとお抹茶休憩(約40分)
↓ 徒歩10分
15:30 祇園の和菓子店でお土産探し
ポイント:南禅寺から永観堂は緩やかな坂道があるので、歩きやすい靴が必須です。永観堂から祇園へはタクシーを使うと体力を温存できます。お昼は事前に予約しておくと安心です。
【のんびり洛中コース(所要約5時間)】
10:00 出町ふたばで名物の豆餅を購入
↓ 徒歩5分
10:30 下鴨神社・糺の森を散策(約1時間)
↓ バスで移動(約20分)
12:00 虎屋菓寮でお抹茶と生菓子のランチ休憩
↓ 徒歩すぐ
13:30 京都御苑を散策(約40分)
↓ バスで移動(約15分)
14:30 茶寮 宝泉でわらび餅(要予約・約1時間)
15:30 帰路へ
こちらのコースは移動距離が短く、休憩ポイントも多いので、体力に自信がない方にもおすすめです。
混雑を避けるコツと持ち物チェックリスト
初夏の京都をストレスなく楽しむためのコツをまとめました。
混雑を避ける3つのコツ
- 平日を選ぶ:週末に比べて人出が2〜3割少なくなります。特に火曜〜木曜が狙い目です
- 朝イチを狙う:寺社の拝観開始時刻(8:30〜9:00)に合わせると、静かな境内を堪能できます
- 定番スポットを外す:清水寺や金閣寺を避けて、南禅寺・建仁寺・北野天満宮などの「準定番」を選ぶと快適です
初夏の京都旅 持ち物チェックリスト
- ☑ 歩きやすい靴(石畳や砂利道が多いのでスニーカー推奨)
- ☑ 日傘・帽子(5月後半から日差しが強くなります)
- ☑ 薄手のストール(冷房対策・寺院での冷え対策に)
- ☑ 小さめの保冷バッグ(和菓子のお土産を持ち歩く際に便利)
- ☑ 折りたたみ傘(6月は梅雨入りの可能性も)
- ☑ 水分補給用の水筒(寺社境内は自販機が少ないことも)
お土産にしたい!持ち帰れる初夏の和菓子
京都の和菓子は繊細なものが多いですが、持ち帰りやすい日持ちするものもたくさんあります。自分へのご褒美にも、大切な人への贈り物にもおすすめです。
老松「夏柑糖(なつかんとう)」
夏みかんの皮を器にして、果汁を寒天で固めた嵐山の銘菓。5月〜6月限定の季節商品で、さわやかな酸味と寒天のぷるんとした食感が絶妙。日持ちは冷蔵で3日ほどです。
出町ふたば「名代豆餅」
行列ができることで有名な出町柳の名物。塩味の効いた赤えんどう豆ともちもちの餅が絶品です。当日中が賞味期限なので、帰りの新幹線で食べるのがおすすめの楽しみ方。
亀屋良長「スライスようかん」
老舗の和菓子を現代風にアレンジした人気商品。トーストにのせて焼くだけで、自宅で京都の味を楽しめます。日持ちがするのでお土産にぴったりです。
中村藤吉「抹茶フィナンシェ」
宇治の老舗茶舗による焼き菓子。本格的な抹茶の香りとバターのコクが絶妙にマッチしています。個包装で日持ちもするので、職場へのお土産にも最適です。


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まとめ|初夏の京都は和菓子とともに
初夏の京都は、桜や紅葉の季節に比べて人も少なく、ゆったりと自分のペースで楽しめる穴場シーズンです。新緑の美しさを目で味わい、季節の和菓子を舌で味わう——五感すべてで日本の美を感じられるのが、この時期の京都旅の醍醐味です。
今回の記事のポイントをおさらいしましょう。
- 初夏の和菓子は水無月・若鮎・紫陽花きんとん・くず切り・青もみじが代表格
- 観光スポットは南禅寺・建仁寺・竹林の小径・天龍寺・下鴨神社・北野天満宮・平等院がおすすめ
- 老舗茶寮でお抹茶と生菓子をいただく時間が旅のハイライトに
- 平日+朝イチで混雑を避けて快適に
- お土産には日持ちする焼き菓子や夏柑糖が便利
50代だからこそわかる、和菓子の繊細な美しさや季節の移ろい。ぜひこの初夏、京都で自分へのご褒美時間を過ごしてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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